株式会社ミダスキャピタル

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DATE.
2026.10.15
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ミダスキャピタル、東大生と投資先をつなぐ AI実装インターンで学生の成長支援

ミダスキャピタル、東大生と投資先をつなぐ AI実装インターンで学生の成長支援
TITLE.
ミダスキャピタル、東大生と投資先をつなぐ AI実装インターンで学生の成長支援
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2026.10.15
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PEファンドの株式会社ミダスキャピタルは、東京大学のビジネスサークルUTBC(UTokyo Business Club)に協賛しています。UTBCではミダスキャピタルのメンバーが講師となり、毎週ゼミ形式でビジネスを体系的に学びます。学生のうちからビジネスの最前線に触れることで、自己成長につなげてもらう狙いがあります。

その一環としてこの夏、ミダスキャピタルの投資先企業でのサマーインターンを企画しました。急成長する企業でさまざまなプロジェクトに関われることが特徴です。

サマーインターンは6社の企業で行い、学生16人が参加しました。このうち、コンサルティング会社の株式会社Xpotentialで行われた、AIエージェント実装を紹介します。

「AIに仕事が奪われるかも」 危機感から参加

Xpotentialのインターンに参加したのは東京大学理科一類1年のH・Tさん(以下Tさん)と、文科二類1年のZ・Tさん(以下Zさん)、A・Sさんの3人です。

理系学部のTさんが参加したきっかけは「AIに仕事が奪われるかもしれない」という危機感でした。

「AIがコーディングや計算など絶対的に正しいアウトプットをする今の時代、理系のほうが代替される仕事が多いのではと危機感を持っています。受験勉強をしている間に、AI開発が大きく進み、将来像をアップデートできないまま、大学に入ってしまったのでその部分を解消したいという気持ちもあります。企業でAIがどう使われているのかを把握した上で、進路を決めたいと思い、参加しました」

文系学部のZさんは、UTBCに参加する中でプログラミングを学ばなくても、生成AIで仕組みを作れることに可能性を感じたといいます。「実際のビジネスの現場でAIエージェントの導入に関わりたい」と考えて、エントリーしました。

業界ニュース配信から経費チェックまで AIエージェントを次々と実装

今回、インターン生たちは会社側が用意した約20の業務について、AIエージェントによる自動化に取り組みました。これまで人がチェックし、リマインドしていた経費申請の抜け漏れ確認などの自動化や、資料の自動校正などです。

Tさんが担当したのが、社内のナレッジを検索できるAIアシスタントです。過去の資料などをもとに、知りたいテーマを入力すると、関連する資料を探し出せます。社員が蓄積してきた知識を、必要な人が必要なときに取り出せるようになりました。

業界ニュースの自動配信にも取り組みました。以前はコンサルタントが、自分の担当業界やクライアントに関連するニュースを自らチェックしていました。そこで、AIが毎日ニュースを自動検出し、午前9時にSlackに配信する仕組みを整えました。社員は情報収集する手間がなくなり、必要な情報だけをキャッチアップできます。業界全体の動向と、個別クライアント企業の情報の2層に分けて配信されます。

また、販管費の一覧を下村諒社長が目視で確認し、違和感のある項目を直感的に見つけていた業務も異常とみなす基準をルール化。スコアリングし、優先順位をランキング形式で通知する仕組みを作りました。

ミダスメンバーの教えを実践 利用者目線でAIを設計

Zさんは5つの業務改善を担当しました。印象に残ったのが資料の自動校正チェックの実装です。

「AIでチェックをすると、誤字脱字や表記揺れなど、重要度の低い指摘まで大量に出てきてしまいました。単純な誤字と、数字などの事実関係の誤りとでは間違いの度合いが違います。そこで問題を指摘するだけでなく、重要度を区分して改善しました」

改善のきっかけは、現場での経験でした。

「インターン中に、コンサルタントの商談に同行する機会がありました。直前まで資料を確認し、準備を進める姿を見て、実際の仕事がどれほど忙しいかが分かったんです。細かな校正を何十個も確認している時間はないと気付き、改良しました」

約3週間のインターンを、ZさんとTさんはこう振り返ります。

「研修でミダスキャピタルの朝倉さん(プリンシパルの朝倉悟郎氏)がおっしゃっていて印象に残ったのが『プロダクトアウトではなく、サービスを利用する側の視点で考えることが大事』ということです。最初はその言葉の真意を理解できませんでした。ですが、商談に同行したりエージェントを実装したりする中で、その意味がよく分かりました」(Zさん)

「理系はアカデミアの学問理解が大事で、文系のほうがインターンをした方がいいと言われる印象があります。でも文理を問わず、インターン参加を通じて社会を理解することがますます重要になると感じました」(Tさん)

「社会人7年目レベルの実力とコミュニケーション力がある」

学生たちの仕事ぶりは、Xpotentialの社員たちにどう映ったのでしょうか。

長くエンジニアを続ける40代のベテラン社員は「インターン生たちは社会人7年目レベルの実力と、コミュニケーション力がありました」と高く評価しました。

“AIネイティブ世代”の学生たちが、社会に出るころには非常に高い生産性で仕事を動かす新しい時代のビジネスパーソンになるのではという声もありました。インターンを進める中で成長したというよりも、もともとのやる気や素質のレベルが非常に高かったそうです。

インターンを担当した人事部長の岩崎慶さんはこう話します。

「学生たちはAIエージェントの設計にほぼ抵抗なく、スピード感をもって業務を進めてくれました。理解が早く、期待以上の成果でした。何より大学1年生でも今の人はここまでAIエージェントを設計でき、自分たちもやらなければ置いていかれてしまうという感覚になり、社内に大きな刺激を与えてくれました」

「もう一つ印象に残ったのは、学生たちの質問の仕方です。分からないことをそのまま聞くのではなく、『私はこう思うのですが、これはどういうことですか?』と、自分なりの仮説を立てて質問できる力がありました。18歳でそれができるのはすごいことだと思います」

岩崎さんは、AI時代に求められる人材像は二つあると考えています。

「AIでアウトプットのスピードも量も爆発的に増える中で、大量に流れてくるアウトプットを処理できる、スループットの強さのような、情報量に溺れない人材がまず一つ。もう一つは、AIが作ったものに対して、人間しかできない価値を加えられることだと思います」

インターン生たちが成果発表

投資先企業でのインターンが終了した8月下旬、参加した学生たち全員が集まって成果を発表しました。「商談に同行させていただき、よどみなく流れるようなプレゼンを間近で見て感動した」「想像以上に社会人の方々が真摯に向き合ってくださり、成果を出すにつれて少しずつ難しい仕事も任せてもらえるようになった」という感想がありました。

ミダスキャピタルはUTBCのほか、東京大学のソフトウェアエンジニアサークル「UTokyo Tech Club(UTTC)」などにも協賛し、学生の成長機会を支援しています。学生のうちから成長企業のビジネスに触れる経験は、将来のキャリアの選択肢を広げます。今回のインターンも学生たちがAIエージェント実装などを通じて、大きく成長する機会となりました。

※役職とインタビュー内容は2026年10月1日時点の情報です。

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